NMNサプリの価格相場を検証!価格差はなぜ起こるのか解説!

NMN OEM JAPAN

日本国内製造のNMN_1

NMNサプリメントの製造を検討されている方にとって、販売価格の相場が一体いくらくらいが妥当なのか知りたい…

そう思っている人も多いと思います。

NMNサプリは様々な価格帯のものが流通しており、商品の仕様もそれぞれ異なっていることが現状です。

この記事では、現在販売されているNMNサプリメントの価格相場、NMNサプリメントの価格差が起こる理由、オススメの販売時の価格の決め方まで、詳しく解説していきます!

目次

なぜNMNの価格差は起こるのか

NMN原料の3つの製法

NMNサプリメントの価格相場と、商品仕様のトレンド

オススメの販売時の価格の決め方

まとめ

 

なぜNMNの価格差は起こるのか

Amazonや楽天などでNMNサプリメントを検索すると、数千円から数十万円まで様々な価格帯のNMNサプリメントがあります。価格帯によってどの様な違いがあるかご存知でしょうか。

NMNの価格差が起きる理由は、原料の製法による違いが最も大きく売価に影響をしており、安価な売価のNMNは海外製の化学合成法で作られたものが多い傾向にあります。

NMNのマーケットは世界的にも毎年伸びており、原料の製法による技術革新が続いているため、一概に化学合成が悪いと断言出来ませんが、グローバルでリーダシップを発揮する複数の原料メーカーに確認したところ、ほぼ全ての原料メーカーが酵母発酵法を推奨しています。

一方で、高価なプライシングをしているNMNサプリメントは、製品発売の時期とブランディングが、最も大きく売価に影響をもたらしています。

製品発売時期については、2019年までは販売メーカーが希少だったため、価格の決定権が販売メーカー側がもっていたことと、原料価格がキロあたり数百万円以上と非常に高価だったため、当時は10万円以上の売価が相場となっておりました。

その後、徐々にNMNのラットやヒトでの臨床試験のエビデンスが発表されはじめ、2020年3月31日、NMNが厚生労働省の食薬区分にリスト化されたことで、輸入のハードルが下がり、OEM業者がNMNを扱い始めた結果、日本国内のマーケットが活性化して流通量が増えたことで、原料価格が下がり、それに伴い商品の売価が下がっていった背景があります。

2019年以前と比べると売価は安価になったものの、サプリメントの中では、NMNは高価格帯のサプリメントであることは間違いありません。そのため良品であることを訴求するために、ブランディングに予算を投じる販売メーカーについては、その費用が売価に反映されているため、高価格帯のNMNが流通している背景があります。

 

NMN原料の3つの製法

NMN原料には3つの製法と、それぞれ製造国による違いがあります。1つ目は酵母発酵法、2つ目が化学合成法、3つ目がハイブリット製法。

製造国は主に中国製造と国内製造に分類されます。元々NMNは、酵母発酵法で生成されたものでした。時間と手間を掛けて丁寧に製造するため、劣化しにくい利点はあるものの製造費が高くなってしまう傾向があり、当時は量産に不向きな製法でした。

その問題を解決するために編み出された製法が、化学合成法になります。

日本では2020年秋頃、NMNのOEM業界ではトレンドの製法でしたが、化学合成法には、発ガン性物質である溶媒が残留してしまうことが一部問題視されたこともあり、現在の主流の製法は、酵母発酵法になります。(NMNの受託製造を行うザーズでは、クライアントに良いものをお使いいただきたい思いから、サービス開始時から一貫して酵母発酵法のみを使用しています)

3つ目のハイブリット製法については、酵母発酵法と化学合成法の原料をブレンドした原料になり、酵母〇〇法や〇〇酵母法など独自の名称で明記される業者が多い印象があります。

化学合成法の原料がブレンドされるため、発ガン性物質である溶媒の残留については、念のため確認されるとよろしいかと思います。

 

NMNサプリメントの価格相場と、商品仕様のトレンド

商品仕様の国内トレンドは、大容量化です。NMNは『NMN 9000』や『NMN 15000』といった様に、NMNサプリメントには、商品あたりのNMN含有量を数字で記載することが慣習としてあります。

NMNの含有量は、2020年はNMN3750~4500mgが中価格帯、NMN9000mgが売価5-10万円のハイエンド商品として人気でしたが、2021年に入ってからはNMN9000mgが中価格帯(3-5万円前後)、15000mgがハイエンド商品(5万円前後)と推移しており、NMNのOEMを行うザーズでは15000mgが人気の仕様となっています。

容器などパッケージについては、従来より白スモーク瓶で金キャップの容器が一番人気となっておりますが、輸送コストカットの観点から、最近ではNMN3750~4500mgなどのエントリーモデルや、NMN9000mgなどのミドルレンジの価格帯では、アルミパウチの商品が少しずつ増加傾向にあります。ビンかアルミパウチの容器の選択については、御社が販売したい価格と顧客層を考慮して、選択されることをお勧めしています。

 

オススメの販売時の価格の決め方

初めてNMNのサプリメントの製造を検討されている方にとって、いくらで販売するのがベターか、気になる方も多いのではないでしょうか。結論は、製造単価の約3倍です。もちろん会社によって販売チャネルや広告費が異なりますが、プライシングについて相談を受けた際は、製造単価の約3倍でご案内することが多いです。

御社の販売チャネルが直販(例:ECサイト、直営店舗での販売)の場合ですと、小売店などの中間マージンを削除出来るため、製造単価の2倍程度のプライシングでもベターですが、製造単価の約3倍(売価の約33%)で、余剰分(売価の約17%)を広告費に充当するなどの方法も宜しいかと思います。NMNの売価設定が初めて方は、製造単価の約3倍前後がお勧めです。

 

まとめ

・NMNの価格差が起きる理由は、原料の製法が違うため

・NMNのトレンドは、大容量

・市販品の相場は、NMN9000mg(3-5万円前後)、15000mg(5万円前後)

・プライシングは、NMNの売価設定が初めて方は、製造単価の約3倍がお勧め

・NMNサプリメントのOEM製造をする際は、ザーズに相談する

この記事では、NMNの価格相場や、NMN商品トレンドについて解説しました。

NMNの相場やトレンド、価格差が起こる理由を知ることで、NMNのマーケティングの知見が広がっていただけると幸いです。

NMNの『今』を把握いただいたうえで、御社のお客様に喜んでいただけるNMNが広まることを願っております。

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