そもそもOEMとは?他の販売メーカーは、どのようにNMNサプリの製造を行っているのか?
そんな疑問を抱いている方もいらっしゃると思います。
この記事では、OEMでNMNサプリメントを製造する際のメリットとデメリット、更にはNMNの多くの販売メーカーが、自社工場を持たない理由まで、徹底解説していきます!
目次
OEM(受託製造)とは?
NMNをOEMする際の、3つのメリットとデメリット
NMNの多くの販売メーカーが、自社工場を持たない理由
豆知識:OEMとODMの違いとは
まとめ
OEM(受託製造)とは?
OEMとは、「Original Equipment Manufacturing」を略した言葉で、他社ブランドの製品を製造することや、その企業のことを表します。
端的には、クライアントのブランドで、OEM業者が製品の仕様策定から製造することを指します。
コンビニなどに並ぶ、プライベートブランド商品を始めとして、化粧品や家電、薬品、自動車業界など、様々な分野で普及している製造方法で、NMNサプリメントの多くの販売メーカーが採用している製造方法になります。
NMNをOEM(受託製造)する際の、3つのメリットとデメリット
NMNをOEM(受託製造)するメリットとデメリットは、それぞれ以下の3つです。
メリット:金銭的なリスクの最小化、在庫リスクの最小化、リソースの選択と集中
デメリット:製造技術の蓄積が困難、製造の研究開発が困難、製造単価の向上、
①OEM受託製造のメリット
・金銭的なリスクの最小化
NMNのサプリメントをゼロから内製化する場合、製造工場及び製造ラインの構築が必要になります。OEM先に製造を外注することで、一定以上の品質が担保された商品が、期限までに納品される安心感があります。
・在庫リスクの最小化
商品の売れ行きを見ながら、『必要なときに、必要な量を』事前にOEM業者へ発注できるため、在庫リスクを最小に減らすことが出来ます。希望される納品日が、連休前など繁忙期に近い場合は、事前に製造スケジュールを確認しておくと、御社とOEM業者の両者にとって、よりスムーズな製造計画を立てることができます。
・リソースの選択と集中(ブランディング・販売)
商品の製造をOEM業者へ外製化することで、余剰リソースを販売やブランディングなどに集中させることができます。自社の得意分野にリソースを集中させることで、より効率的にマネタイズを図ることができます。
②OEM受託製造のデメリット
・製造技術の蓄積が困難 OEMの受託製造業者に製造を委託することで、製造技術や製造ノウハウを社内に蓄積することが困難になります。ただし、効率的な製造ラインの構築(カプセルへの充填技術や、瓶詰めされた商品を化粧箱に組み立てる等)については、専門業者へ丸投げしたいという方にとっては、製造技術の蓄積は割り切って、OEM先へ製造を委託されることをお勧めします。
・製造の研究開発が困難 カプセル充填をする際の最適な賦形剤や、商品化をする際に歩留まり(不良率)を下げるために、工場では日々製造ラインの見直しが行われています。これらについて、自社で研究開発を行う事が必須であれば、自社で製造を内製化することがベターな選択になります。
・製造単価の向上 OEM先へ製造周りを外注することで、その分の製造費が製造単価へ反映されます。こちらについては、上記の①OEM受託製造のメリットと②OEM受託製造のデメリットを比較して、メリットが大きいと感じるのであれば、OEM業者へ製造依頼するとよいでしょう。
NMNの多くの販売メーカーが、自社工場を持たない理由
これからNMNの商品化を検討されている方に、質問があります。
「ベンチマークされている商品はございますか?」
商品化を検討されている多くの方には、ベンチマークにされているNMNの商品があると思います。その商品の商品ラベルの原材料などが記載されている下部に、製造所または製造所固有記号が書かれていないでしょうか?実際に製造所をご覧いただけましたら、よりご納得いただけると思うのですが、NMN販売メーカーの99%は自社工場を持たずに、NMN商品の製造をOEM先へ製造を外注している事がお分かりいただけると思います。
なぜ多くの販売メーカーは、自社工場を持たずに製造を外部委託するのか。その答えは、必要なときに必要な量を製造することで、在庫リスクを最小化し、余剰リソースを販売に集中させることを選択する会社が多いためだと考えられます。
必ずしも、自社工場を持つことと販売メーカーの商品力はイコールでは無く、主流となるNMNサプリメントの製造方法は、OEM先への製造委託になります。
豆知識:OEMとODMの違いとは?
OEMとODMの違いは、商品化に関わる詳細を、OEM業者が担当するか否かによって、呼び方が変わります。NMNサプリメントの場合、商品の仕様策定や、処方(カプセルのサイズ、成分の配合)、容器の指定、製造プロセスなどを、工場へ指示する担当がOEM業者の場合は、OEM。御社(委託者)の場合は、ODMとなります。
一般的に呼ばれるOEMという単語は、厳密にはODMであるケースが多いのですが、まとめてOEMと表現されていることがほとんどです。(製造業者間では、使い分けて話すことがありますが、実際は初回の打合せの段階でどちらを意図しているかわかりますので、使い分けず話していただいて良いと思います)
まとめ
この記事では、OEMの受託製造について徹底解説しました。
OEMのメリットやデメリット、多くのNMN販売メーカーが、自社工場を持たない理由など、知らなかったことを学べる機会になれば幸いです。
御社が納得できるOEM(受託製造)先を選定し、御社のお客様が満足されるNMNサプリメントが広がっていくことを祈っております。